何かを始める時、大人になればなるほど「好き」とか「やってみたい」という気持ちだけでは始められない。「できない」と思うことがあるかもしれません。
それはなぜでしょうか?
私が第一子を出産した後、不労所得が欲しいと思って株の勉強を始めたものの、本を何冊か読み、口座を開設しいざ取引をしよう!
と始める前に「損失が出たらどうしよう。今無くなってもいい余剰なお金があるわけじゃないし。失敗するのが怖い。」と怖気付いて、結局始めるのをやめました。
この現象についてあとで考えてみたのですが
既にお分かりのように、私にはできないと思ったのです。要は自信がありませんでした。
自信の無さって今始まったことではなく、実は子供時代に貼られたレッテルが原因だったりします。
もうあなたは忘れているかもしれませんが、子供時代に親や周りから言われたことです。
頭が悪いとか、運動ができなくてとろいとか、言葉は違ってもあなたの一部分で判断した決めつけた言葉。
相手はからかいなど軽い気持ちで発している言葉であっても、恐ろしいことにいつの間にか自分に刻まれているんですよね。
私の場合は小学生の頃、ネイティブの外国人の先生が畝椅子る英語のスクールへ通っていました。楽しんで通っていました。
そして、ある時から近所の同級生も一緒に通うことになりました。
ある日、母にこう言われました。「あなたはお友達よりももっと頑張らないといけない。でないと、すぐに追い越されちゃうわ。」と。
母は私に頑張って欲しくて言った言葉でしたが、逆効果で、私には「自分は他の同級生よりもできない子」ということだけが伝わりました。
好きで始めた英語でしたが、それからは楽しんで通っていた英語スクールがだんだんと憂鬱になっていき、中学校進学と同時にそのスクールを辞めました。
おそらく母は私が3月生まれで一緒にスクールへ通い始めた友達2人はは4月と5月生まれだったことがあり、成長にほぼ1年の差があります。
実際、周りと比べて体も小さかったですし、それでその差を埋めるために、私にもっと頑張らないといけない。と言ったんだと思います。
当時、10歳そこそこだった私にはそこまで理解できるはずもなく、ただ自分は勉強ができない子なんだと思い込んでしまう。という悲惨な結果になりました。
今となっては些細な事です。
でもあなたにもだれかに勝手に貼られたレッテルがあるはずです。
大抵はそのことも忘れて月日がたってある日突然思い出します。
映画「アメリカンスナイパー」や「硫黄島からの手紙」でも有名な俳優で映画監督のクリントイーストウッドは過去にユニバーサルピクチャーズの重役に俳優としての資質がないとバッサリ切り捨てられたことがあります。
ですが彼は今となっては世界で評価される有名な俳優・監督になっています。
世界中で愛されるスヌーピーの生みの親であるチャールズ・シュルツは過去にディズニーから才能がないと言われたそうです。
信じられませんね。でも事実です。世界で著名な彼らでも誰かからレッテルを貼られることがあるのです。
あなたに貼られたレッテルは何でしょうか?