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子育て

子乗せ自転車の正しい乗り方や走行中の注意点をわかりやすく解説してみました!

昨年から人生で初めて電動自転車+子乗せのチャイルドシートが前と後ろに二つ付いている自転車を購入し乗り始めました。電動自転車自体もかなり重量があり、その上11キロと17キロの子供二人を乗せての運転は毎日かなりスリリングなので安全運転をしています。それでも危ないと感じる時があります。今回は安全な子乗せ自転車の乗り方をご紹介します。

目次

子乗せ自転車は便利!でも危険と隣り合わせ。

いつもニュースなどで子供を乗せる電動自転車の事故などを見ると明日は我が身と思わんばかりに超のつく安全運転をしている私ですが。。。

具体的には、いつでも止まれるようスピードは時速10キロ。見通しのいい直線でスピードを出しても時速20キロです。

交差点や曲がり角などは特に危険なので(自分が気をつけていても相手が突っ込んでくる可能性あり)必ず一時停止しています。と、こんな感じで安全運転をしています。

で、、、注意してみていると、ヘルメットを着用させずにスピードを出したりして危ない運転をしているママ達も少なくありません。

私も何度かかなりひやっとしたことがあります。

私が住んでいるマンションは自転車置き場は常に鍵がかかっている為、帰ってきたときは一度降りて自転車置き場の鍵を開けるために自転車から8秒ほど降りないといけないのですが、

ある日、いつものように子供二人を乗せたままさっと私だけ降りて鍵を開けようとした時、鍵を開けて自転車に戻るまで、ほんの数秒です。

そのほんの数秒。僅かの間に、後ろのチャイルドシートに乗っていた長男が自転車から一人で降りようとし、自転車が倒れてしまいました。

不運が重なりました。その日はすぐ近くのコンビニから自宅まで20メートル程だったので長男はベルトをせず乗せており、前のチャイルドシートに乗っていた次男もヘルメットをしていませんでした。

長男は自転車の下敷きになることもなく、二人とも大きな怪我はなかったのですが、次男はヘルメットをしていなかったので顔を少し擦りむいてしまいました。

当たりどころが悪ければとゾッとします。ヘルメット非着用だったので体を骨折したり、花壇などに頭をぶつけて頭蓋内出血を起こしていても不思議ではありません。

近くにいた方が自転車を起こしてくださり、子供達は止まっていた自転車の思わぬ転倒にびっくりして大号泣。

大した怪我がなくて本当に幸運でした。

この出来事の後からは少しの距離でもベルトとヘルメットは必ず着用することと、子供を乗せたまま自転車から離れない。ということを徹底しています。

それと、この事故の後、子乗せ自転車の危険性について調べました。すると、、、

事例①

母親がちょっとお店へ買い物に行く間、一人で後ろのチャイルドシートに残された子供が暴れ、自転車に乗ったまま転倒し、ヘルメットをしていなかった頭を縁石にぶつけ、その後頭蓋内出血してしまった。

という事故の事例を読みました。事例のように止まっている自転車が倒れても大怪我してしまうのです。やはり少しの間でも子供の行動は予測不可能なので、たとえ言い聞かせても危険です。

というのも、ママ友と話していたら、、、こんな事例もありました。

事例②

コンビニにお母さんは一人で買い物に。子供は自転車に乗ったまま待たされており、子供はちゃんと大人しく待っていたものの、強風で自転車が倒れてしまい、見ていたママ友が自転車を起こしたそうですが、戻ってきた当の子供達の母親はお礼も言わずに去った・・・

という話も耳にしました。この母親のマナーに対しても一言物申したい気分ですが。。。それはひとまず置いといて、

実際、私も子供だけ自転車に残して少しだからと放置している親を意外と見にしています。

どんなに子供に動かないよう話していても、このように強風で自転車が倒れてしまうことがあるのです。

事故は一瞬で起こります。一瞬で子供が大怪我をしてしまう可能性があります。可愛い我が子を安全に自転車に乗せる際は以下のポイントを守りましょう。

ほんの一瞬でも、どんなに近くても、自転車からは絶対に離れない。

自転車に乗るときはたとえ少しの距離でも、必ず子供はヘルメットとベルトを着用すること!

子のせ自転車は特に雨の日の傘に注意!

そもそも自転車の傘差し運転は普通の自転車でも違法です。傘差し運転のことではなく、問題は自転車で走行中の”傘の置き場”です。

自分の手首や自転車のハンドルに引っ掛けたり、サドルの下のバーに挟んでもいずれも危険です。走行中にタイヤに巻き込んで大事故になりかねませんので注意が必要です。

雨の日の登園は自転車は危ないので歩きで送り迎えをするママ達も少なくありません。自転車を使う場合はレインコートにして傘は持たないというのも一つの方法です。

痛ましい死亡事故も起きています。

事例③

長男は自転車の前のチャイルドシートに。次男は抱っこ紐で前抱っこをし、母親が自分の手首に傘を引っ掛けて走行してすぐ、傘が走行中のタイヤに巻き込まれて転倒し、抱っこ紐で抱っこされていた次男が頭を強く打ち死亡してしまった。

抱っこ紐で子供を前に抱いたまま自転車で走行することは認められていません。後ろであれば荷物扱いでギリギリセーフだそうですが、

まだチャイルドシートに乗れない幼児がいる場合は抱っこ紐で自転車に乗るのではなく、まだ自転車に乗れない幼児を自転車に乗せないで自転車に乗る対策を取らなければなりません。

具体的には、私の話ですが次男がまだチャイルドシートに乗れない1歳未満の間は、長男の一時保育の送迎はファミリーサポートの方や、お手伝いさんにお願いして家で見てもらっていました。

ただ、私の場合は週に1度程度だったので上記の方法でできましたが、お金のかかることですし毎日だと、周りの協力無しにはどうしようもないかもしれせんね。

子供を前に抱いたまま走ることは子供と運転している両者にとって危険です。子供が動けば運転すること自体が危うくなりますし、今回の事例のようにもしも事故を起こした時に抱っこ紐にいた子供にダイレクトに衝撃が加わってしまいます。

たとえ後ろにおんぶをしていたとしても、転倒した際の衝撃はかなりのもので、大人は頭の前に肩をぶつけるため多少衝撃が軽減されますが、赤ちゃんは直で地面に頭を打ち付けてしまいます。

危険性を科学的に調べた実験で、6ヶ月の赤ちゃんを想定し、おんぶ紐で走行中に転倒するという実験をした結果、赤ちゃんのダミー人形の頭には無残にも2つの凹みができていました。

赤ちゃんの頭に骨折を上回るダメージが与えられたのです。死亡事故が起きるのも納得だと私も思いました。

結果、おんぶで自転車に乗るにしても、ヘルメットの着用が必要ということがわかりましたが、やはりチャイルドシート乗れない幼児は自転車に乗せないのが一番です。

都市部では車での送迎を禁止していたり、園まで遠く徒歩では現実的に考えて難しい。などの事情で一緒に連れて行かざるを得ない状況も多々ありますよね。

安全な子乗せ自転車の乗せ方とヘルメットの着用のタイミング

チャイルドシートに乗せる順番やヘルメットの着用のタイミングをご紹介します。

乗せる際の順番

①自転車に乗せる前に子供にヘルメットを着用させる。

②先に後ろのチャイルドシート(後部座席)に乗せる

③前のチャイルドシートに子供を乗せる

下ろすときはこの逆の順番で、大きな子供から降ろし、下ろすまではヘルメットは着用したままです。

注意点のまとめ

その他、走行中や停める時についてなどの注意点のまとめです。

◇ヘルメットを必ず着用!着脱は乗る前・降りた後に行う。

◇たとえ少しの時間でも子供を乗せたまま絶対に離れない。

◇子供をチャイルドシートに乗せる順番を守る。

◇走行中にスピードを出しすぎない。※急ブレーキ自体が危険です。時間に余裕を持って出発しましょう。

◇走行中は両手で運転する。※片手に荷物を持ったり傘を持ったりハンドルにぶら下げるのも危険です。

◇自転車を止めるときは平らな所に停めて必ずハンドルロックをかける。

◇子供を下ろすときはハンドルが前を向いていることを確認する。※バランスを崩してしまうため。

◇チャイルドシートの最大重量を守る。※重量を超えての走行は大変危険です。きちんとチャイルドシートの重量制限を確認しましょう。