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子育て

育休明けに復帰したくない理由と対処法|延長する時の職場へ伝える理由について

こんにちは。mikaです。

子供が1歳になると同時にやってくるのが育休明けの「復帰」です。育児中のママたちはもうすぐ復帰しないといけないその日が近づくにつれて様々な思いを抱えて過ごしています。今回は、育休明けに復帰したくない。
そう思う理由や対処法、そしてママたちの「本音」についてや、「延長」についても考えてみたいと思います。

目次

育休明けに復帰したくない理由|ママたちの本音とは

復帰したくない理由その1|子供のそばにいたい

子供がどんどん可愛くなる|成長を側で見守りたい

月齢の低い頃というのは
「昨日できなかったことが今日できるようになってる!」

まさに日進月歩で成長する時期です。できることが増えて徐々にコミュニケーションを取れるようになってきます。

次第に子育ての楽しさも増してくると思います。1歳になる頃やっと子育てを楽しめるようになってきたかなと思える頃に

それまで子供と一緒に過ごしてきた時間仕事に復帰することで子供と過ごす時間が大幅に減ってしまうのは事実です。

私の周りの育休後に復帰したママたちの実際の本音を聞くとこんな感じです。

「保育園に迎えに行って家に着くのは18時過ぎ。
子供を寝かせるまで3時間くらいしかない。
その3時間で食事やお風呂を済ませて寝かしつけなきゃだから、忙しい。
子供と一緒に過ごすっていうより、なんだかもう毎日あっという間。」

「介護職で時短勤務ができない。保育園への送迎はおばあちゃんに任せてる。子供が起きるより前に出勤するし、家に帰るのは21時くらいだから仕事の日は朝も夜も子供の寝顔しか見れない」

産休に入る前はもちろん職場に復帰するつもりで育休を取得したはずです。ただ、子育てって実際にしてみないとわからないことだらけですよね。

職場に戻らなきゃだけどまだもう少し子供と過ごしたい!

私も2人の幼い子供を持つママなのでその気持ちはよ〜くわかります。

実際に、まだそばにいたいという理由で保育園の不承諾通知をもらい、2歳まで育児休暇を延長しているママもいるようです。

復帰したくない理由その2|復帰後の仕事への不安と恐怖

産休前とは職場の環境が変わっていることへの不安

産休と育休の1年以上という長い期間、職場を離れていると当然会社の体制が変わったり、部内の人が変わったりと産休前とは職場環境が変わっていることがほとんどだと思います。

これはいざ復帰してみないと度合いはわかりませんよね。なので育児休暇中も連絡を取っている職場の人がいればちょこちょこ情報を入手しておくのが一番です。

全くの心構えなく以前とは違う職場環境に戻るのと覚悟ができているのとではストレス度合いが異なるでしょう。

「実際に復帰してみたら色々変わってて覚えることがたくさん!なんだか新人の頃を思い出すような感じで慣れるまでしばらくは大変だった」

という声も聞きます。情報収集はなるべくしておいたほうがある程度心の準備ができそうです。

子供の体調不良などで休みや早退が増える|うまくやっていけるか不安

職場に復帰しても保育園に預け始めはほとんどの子供がしょっちゅう体調を崩して保育園から「お迎えコール」がきます。中には

「復帰して3〜4か月の間
仕事に行けたのはそれぞれ半月くらいだった。1年ほど頑張って勤めたけど、結局自分の謎の体調不良で退職しました。」

というママの声や保育園側や小児科の先生も「入園後1年は体調不良はしょっちゅうあると思っていてください。」と言うほどです。

子供が熱を出すたびに職場に伝えお迎えに行かないといけないので仕事を誰かに代わってもらったりすることも多々あるでしょう。

一度や二度ならいいですが、何度も続いてしまうとどうしても人間関係がギクシャクしてしまい気まずくなったりしてしまいます。

子育て経験のある仕事仲間ばかりとは限らないので当然理解を得られないことも。

復帰しても、この理由で退職してしまうケースが多いようですね。復帰したくないと思ってしまうのも無理ないのではと思います。

子供の体調不良のお迎えはママばかりが毎回対応するのではなく、パパや他に頼める人がいると職場に迷惑をかけてしまう頻度自体は減らすことができるかと思います。

もし周りの協力が得られない場合は職場の理解を得られるようなるべく状況の説明や、周りの方と普段からコミュニケーションを取るように意識してみるといいかもしれませんね。

時短勤務ができない|残業などの時間的問題

法律で時短勤務が認められているものの職場によっては実際には時短勤務の希望を言い出せなかったりどうしても残業をしないといけない。という場合もあります。

このような場合、朝の7時半から夜の19時半まで延長保育を利用し、12時間子供を預けてバリバリと働かざるを得ないといけなくなります。

家で過ごす時間が大幅に少なくなるので職場と保育園の往復で1日終わる。ママとの時間が極端に減ってしまうことで子供の様子に変化がみられる場合もあるようです。

ほとんど仕事がメインの生活になり育児も家事も思うようにできないような状況になります。さらに周りの協力が得られないときには様子見で育休を延長したり、思い切って退職を決断するというママも。

近くに手伝ってくれる人がいない場合、ファニリーサポートを利用することだったり、もしコープを普段利用しているようなら、「コープ助け合い」という近くに住むコープの会員さんでボランティア登録をしている方がいる場合は

サポート内容をコーディネータに相談し、ファミリーサポートと同じか、もしかしたら少し安価な費用でお願いできる場合もあります。

私は2人目妊娠中の上の子のお散歩や、2人目出産後の1時間ほどの子供の見守りなどをこちらのコープのボランティアさんにお願いすることができたので、しばらくの間助けてもらいました。本当にありがたかったです。

もしコープを利用しているのであれば調べてみる価値はあるかと思います。

復帰したくない理由その3|育児と仕事、家事の両立をできるか不安

夫の帰りが遅い|平日はワンオペ育児になることの負担

時短勤務ができたり、たとえ職場の理解が得られていたとしても夫が朝7時に家を出て、帰りは深夜になるなんていう家庭の場合

保育園の送り迎えも、料理や掃除、洗濯という家事も結局はママがやらざるを得なくなります。手抜きをするとしても家にいる時間が少ないのに子供のお世話をしながら毎日の料理や洗濯の最低限をこなすのもかなり大変です。

上手くこなしているママたちは休みの日に作り置きの食事を用意したりなどの工夫や洗濯が滞っても大丈夫なように子供の衣類の枚数を余裕を持って用意したりする工夫が必要でしょう。

夫の方も好きで遅く帰って来るわけではないだろうし本音は早く帰りたいと思っていると思います。

また、ママの方も心身ともに疲弊して育児ノイローゼに陥ってしまったり疲れているとイライラしやすくなります。子供に当たってしまったり、イライラが夫に伝わって夫の方もなんとなく家に帰りにくい。と思ってしまう場合もあるようです。

夫婦関係が悪化しないよう普段からコミュニケーションを取るように心がけたりときには子供を預けて夫婦2人で出かけるなどまずは夫婦仲良くいられるようお互いの努力が必要になります。

夫が単身赴任で完全に1人で育児・家事・仕事をこなさなければならない

これはもう仕事が3つあるようなものでかなり苦しい状況ですよね。先日報道番組で見た実際の例です。

育児休暇中に夫が単身赴任になり夫の単身赴任で保育園入園選考の際に加点されるのでポイント的には有利になるから多分本気で申請すれば保育園には入園できるはず。

でも全てをママ1人で行わないといけないという状況で「到底、育児・家事・仕事の両立ができる気がしない」という切実な理由でわざと保育園の不承諾通知をもらい育休を延長するというケースが紹介されていました。

わざと不承諾通知をもらうための申請も選考に影響してしまうので一部の自治体では不承諾通知がなくても育児休暇を2年取れるような制度にしてはどうかと国に働きかけているようです。

さすがに周りのサポートなしに1人で全てをこなすのは無理なので(中には1人でやってのけるママのいるかもしれませんが)復帰したくないと思われる気持ちはよくわかります。

実家や近くに育児をサポートしてくれる人がいない

子供の体調不良で保育園へのお迎えは毎回ママ担当。その後病院に連れて行くのもママ。

インフルエンザやアデノウィルスなどの感染症だった場合登園禁止という期間がある場合もあります。その間、サポートしてくれる環境でない場合はママが全て対応しないとなりません。

私の周りではこのような場合、「実家の母に子供を見てもらって明日は仕事に行く。」
「夫と交代で休んで子供の面倒を見る」

こんな感じで協力し合っている家庭の方が多いように感じます。実家や夫のサポートが得られずママが全て対応する場合は職場の理解を得ないと仕事を続けるのは難しいようです。

復帰したくない理由その4|体調や家庭環境の変化

体力が戻っていない|不調が続いている

ママは出産でかなりの体力を失います。産後しばらくは赤ちゃんと同じ生活リズムで寝たり起きたりを繰り返し徐々に体力が回復していく感じですが特別に運動をしたりしない限り
妊娠前と同じ体力が戻るかというとそうではないと思います。

復帰するとなると仕事に行く前に保育園に子供を送りに行きますがこれも実は結構体力がいります。

なぜかというと子供を起こして食事をさせて着替えを済ませ、ベビーカや自転車、車で保育園に連れていく。

言葉で書くと簡単にみえるかもしれません。でも実際には機嫌の悪い月齢の低い子供に
ご飯をあげたり着替えをさせるのは時間も手間もかかるし本当に大変です。

ママの体力が戻っていなかったり体調がよくない場合はやはり復帰したくないと思ってしまうと思います。

入園決定後に必ず慣らし保育があるはずなのである程度はそこで要領をつかんで置く必要があります。

中には着替えさせるのはきらめて、とりあえずパジャマで登園!という強者も!

親の介護をすることになった

いわゆるダブルケアというものです。子育てをするママが実の親、義理の両親の介護もするという介護と育児、そして仕事の両立です。

ママ自身が仕事をする時間の子どもの預け先だけでなく家事代行サービスや介護をサポートをしてくれるデイサービスや施設を探す必要があるかと思います。

ダブルケアを体験しているママたちの体験談を読むと壮絶です。精神的、体力的だけでなく経済的にも重圧が…

復帰したくないという思いとは裏腹に経済的な理由で復帰せざるを得ないケースもあるようです。

復帰したくない理由その5|子供の保育園や預け先問題

希望の保育園に入れない問題

子供を保育園に入れるなら認可保育園がいい。と思うママが多いのではないでしょうか。

安心できる・信頼できる人に子供を預けたいと思うのは当然のことですよね。認可保育園は安心感と、経済的に見ても良い。

認可保育園は人気なのでみんなが入れたいと思います。すると競争率が激しくなり
希望の園に入れないというケースが少なくありません。

不安に思いながら可愛い我が子を認可外保育に預けるのも…ということで育児休暇を延長して

希望の園への申し込みを続けて運良く入れたら復帰をして入れなければ認可外や認証保育園、幼稚園の延長保育を利用するなどの検討もしくは退職して専業主婦になるという選択をするママも。

兄弟別々の園に決まりはしご送迎になってしまう

これも困った事態です。運良く希望の園に入園できたと思ったらなぜか兄弟が別々の園に入園するというケース。ちなみに私の周りでも2人くらいいて1人はおばあちゃんに送迎を手伝ってもらっているようです。

もう1人はきっと1年の辛抱で来年は2人とも同じ園に入れるはず!
と辛いながらも頑張っています。

大変なのは、やはり園のはしごですね。送迎が2箇所になるので時間も倍かかります。

園によって準備するものも違ったりするでしょうしもちろん行事もそれぞれ2倍になります。(保護者会、保育参観、運動会、発表会などなど)

その分仕事を休まなければならないことが増えますし
日程が重ねってしまった場合、手分けしないとですね。

1人で場所取りや撮影をしたりするのは結構辛いと思います。

どちらかが体調を崩してお迎えに行く際もまた次の園にもう1人を迎えに行かないといけません。

実際にはしご送迎が始まる前に日頃からパパやおじいちゃんおばあちゃんにそれが無理ならファミリーサポートなどのサポートを利用するなどしておくと良いですね。

育児休暇を延長したい。職場への理由はどう伝える?

2017年から、法律上、育児休暇を最大2年取れるようになりました。「最大」という部分がポイントで、実際にはまずは1年で復帰できるかどうか職場と話し合い、その時点で無理なら半年延長して、それでもまたダメならもう半年延長。とこんな感じです。

育休を延長できる主な条件は、①保育園に入所できない。②配偶者が死亡したなどやむを得ない理由がある場合です。

また、会社によってルールがある場合があるので、事前に社内規定を確認しておくことも重要です。

延長したい場合の職場への上手な伝え方としては、まだ子供と一緒に居たいから(育児をしたい)などという感情的な理由ではなく、「仕方がなく延長をしたい。」というスタンスでお願いする事です。

何も言わずにただ延長できるような会社なら良いですが、そういう会社ばかりではありません。早く戻って来て欲しいと思っているならなおさらです。

育児休暇中もあなたの席を確保して下っているし、不在の期間中に誰かが仕事を代わってくれているでしょう。

なので、たとえ正直な本音であっても、会社や同僚からしたら「自分勝手な理由」と思われる理由で延長を申し出るのは避けたほうがいいです。

無難なのは、保育園に入れない。という理由がいいと思います。これには役所から不承諾通知をもらい、会社へ提出する必要がありますので、事前に選考に入れないように役所に掛け合うか、それが無理そうなら入園できない保育園に1園だけ申し込んで意図的に不承諾通知をもらうなどが必要です。

育休を延長した後、復帰しても職場の人間関係がありますから、復帰後にギクシャクしないためにも、この辺りは慎重に対応してほうがいいでしょう。

まとめ

育児休暇を取得しているママたちの8割が復帰に対して不安がある。という政府の調査があります。今あげた復帰したくない5つの理由以外にも他にも理由があるかと思います。

イクメンという言葉ができて久しいですが育児をするパパたちが増えていることも事実ですが日本だけでなく世界的に見ても女性がメインで育児に取り組むということがまだまだ多いと思います。

育休から復帰したくないと思う理由の対処法として共通していることは

・家族の協力を得る(パパやおばあちゃん、おじいちゃんなど)

・地域のサポートを受ける(ファミリーサポートなど)

・職場の理解を得る

など、自分一人で全てこなそうとせず、他の人の手を借りる。これが大切だと思います。

私は、会社員として働く以外にも選択肢がある世の中になって欲しいと思っています。こうして仕事に復帰したくない理由を見ていると、決まった時間に決まった場所で勤務したり、臨機応変な対応が難しいというそもそもの原因が見えてきます。

つまり、会社で働いてお給料を得るという発想から自分で稼ぐという発想に転換する。いうことです。

今まで会社員としてしか働いたことがないとかそんな能力自分にはない。この記事を読んでくださっているあなたはそう思うかもしれません。でも私もそうでした。

大人になったら就職するものだと思っていましたし、そもそも自分で稼ぐすべを知らなかったから。今は個人がネット上で仕事ができる時代なんですよね。

私は育児と家事の隙間時間を使って資産ブログを作りました。全くの初心者でしたが、コツコツと淡々と作業をすることで月収10万円以上広告収入を得るブログを作り自分で収入を得ることができたのです。

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